RPAのレベルと考えるべき運用段階
- 高木 信夫
- 2021年10月4日
- 読了時間: 2分
RPAには、初期:導入レベル、中期:重要業務レベル、最終期:部署間連携レベルの3つのレベルが考えられる。いまだ初期レベルが多く、まだまだRPAの信頼度は高くないのだと考えます。しかしながら最近では、中期に移行している企業も現れてきいるのもあるようです。RPAの開発会社の目指すのは最終期のようで、AutomationAnywhereでは、AARIとかいうものも出てきているようだ。
ここで各レベルでは、運用の段階が違うことを認識する必要があることを、理解すべきである。簡単に言えば、初期レベルでは、大したRPAが導入されておらず、個別ツールレベルのものが多いので、運用のSLAも3営業日以内くらいで解決できればいい。その間は手動でやるし、営業時間内で解決できなければ翌日でもいい。くらいの対応でよかったので、体制もその程度でよかったが、中期レベルに移行すると、運用はシステム運用レベルに上げないとならなくなる。つまり、可能であれば利用者側の業務時間内に解決できるようにし、相手の業務時間内は対応をしてほしいし、RPAの更新や環境条件の変更などの作業は利用者側の業務時間外に対応してほしいというニーズに代わるのだ。
ここで、ちゃんと運用提案をし直さないと、すごく痛い目にあうことになってしまう。
さらに最終期の部署間連携レベルになると、監査対応のログを収集保管し、ロボの改修も監査レベルの手順で改修しなければならなくなるので、まさに基幹システムのような運用レベルが必要となるのだ。
RPAはノーコーディングと考え、低いレベルで運用を考えていると、大きな間違いなのだ。導入期から正しく問題の発生リスクを押さえておいて、作業工数も確実に把握し、誰でもメンテナンスできるような環境を整備するようにしておかねば、中期、最終期へ移行するときに、非常に困ったことになりかねないのだ。
RPAは、残念なことに人手間の変わりくらいに考えれることが多いので、これを理解してくれる人も少ないので、運用に工数が割かれず、結局面倒なんだぁって終わってしまうこともあり得るのだ。
何事も簡単ではない!それは最低限理解しておいてほしいものだ。
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