RPA開発時の注意事項
- 高木 信夫
- 2021年11月3日
- 読了時間: 2分
RPAを開発する際には、できるだけ回りの環境を信用しない前提で開発することをお勧めしたい。
というのも長期にわたってRPAを利用するとなると、OSやOffice、相手のシステムなど変化することがあることを考えておくべきだということ。つまり、それにより影響されることがあり得る前提で、開発したほうがいいということです。
例えば、WEBなら画面を押下するロボを開発するのではなく、APIを使うと影響を受けにくいですし、登録や削除のボタンを押下するロボを開発するのであれば、もしこのボタンが違う意味を持つものに変わっていたら押下しないようにするなんてことも必要です。
そこまでするの?って思いますけど、長期間になればなるほど、開発した人もいなくなり、仕様を決めた人もいなくなっていることもありえますが、そのようなときに無常にも相手のシステムが変わってボタンの位置が変わっているのに気が付かないと、必要な情報を削除していたり、変な登録をしていることもあり得るのです。
Attendedの場合は、気が付く可能性が高いですが、UnAttendedの場合は当分気が付かないこともあり得るのです。
エクセルなどOffice関係もバージョンが変わったり、利用者のセンスで、簡単にボタンの位置など変わることもあるので、それを押下するロボを開発するのであれば、マクロを仕込んで、操作はマクロで実施するようにした方がいいです。
もしマクロを仕込めないのであれば、別のエクセルからそのページを取り込んでマクロ操作して、戻すくらいのことをしてでも、RPAに直接操作させることはないように気を付けるといいです。
もちろん、そこまでする工数がないし、そんなこと滅多におきないことのためにやるの面倒!そういう声もあるでしょうが、そういう考えは開発者側の面倒なだけで、
利用者側は、問題が起きる面倒なRPAという印象になり、結局使われなくなったり、
次を開発しようという気力をマイナスにさせる可能性があることを考えるべきです。
RPAはローコーディングと言われつつも、残念ながら、まだ現場レベルで開発するのは難しいものです。なので、利用者側から、開発したいという思いを引き出せないと、良いものが作れないのです・・。
RPA開発者の方にお願いです。どうか未来を考えて、安定して利用できるロボを開発してください。
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