誤るなRPAの目的!
- 高木 信夫
- 2024年11月28日
- 読了時間: 2分
長くRPAをやってきて最近思うのは、RPAツール提供者やDX推進部門でRPAを導入している人達は、RPAを簡単な業務を代替させられる誰でも開発できる代替手段として活用しようと考えているのが多いみたいですが、実はこれがボタンのかけ間違いの最初な気がします。
なぜなら、RPAツールよりちょっと難しいですが、VBAやGASなどでも同じようなことができますが、やっぱり業務はそこまで改善されず、多くの手入力作業や、手順にしたがった発注作業などの人手を残す作業が多い。それを対症療法のように、その部分だけRPAでなんとか実施することを考えているので、手順や画面が変わっただけで、RPAを改修して対応しなければならない、運用コストが膨大になります。これを現場レベルで改修していくとなると、非常に困難で、発生してから対応すればいいと考えていると、その日に限って開発した人がお休みしていて、業務ができなくなっていたり、手順がわかならなくなっていて茫然とする時間が生じるなどが発生し、RPAに頼るのは危険だ!となるか、RPAを維持するのはコストがかかりすぎる!となるのがオチなのだ。
そうではない、あくまでRPAは業務改善のきっかけで、もっと全体でフローやツールを見直せば、そもそもRPAの出てくる部分は少なくて済むようになるのだ。
それなのに、大企業ではRPAだけでなく、VBAやGASなどツールを使う担当でチーム分けをして縦割にし、全体の改善をより複雑にしているのだ。
業務フローを最初から見直せば、紙での記載入力からPowerAppsで画面を作ってそこに入力してもらえれば、わざわざOCRで読み取る必要もなくなるし、PowerAutomateと連携させれば、承認もスマホで得られるようになり、業務フローを一気に回すことができ、短時間での実行へスピードアップさせることもできるのだ。(RPAのUiPathやAutomationAnywhereでも同じようなことができる)
目的と目標(戦術と戦略ともいう)が違うとよく言うが、RPAにはそれがよくあてはまるのだ。
面倒な作業をロボにやらせて、スタッフの削減を目指すのが目標ではなく、業務をいかにスムーズに進めて、本来の業務に集中して成果を得られるようにするのが目標なのだ!
目標を見誤ることなかれ!!
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